ストレスと睡眠|肩こり腰痛の改善にも睡眠が大切

2016年09月10日

今週のテーマ「悪い夢は眠りの質が悪くなっているというサイン」

悪夢を見る原因のひとつにストレスによる睡眠の質低下もあります。

生活リズムや寝具の工夫で質のよい眠りを

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<今週のポイント>

眠りの質がよくないと、悪い夢を見ることが多くなるようです。悪夢にうなされることが多いようであれば、枕を変えてみる、生活リズムを整えるなど、よい睡眠をとる工夫をしてみましょう。

 

そもそも人はなぜ夢を見るのでしょうか?

世界中で多くの研究者が夢のメカニズムの解明に取り組んでいますが、たとえば、脳の中の眼球運動や視覚に関係する部分が興奮した結果、脳の貯蔵庫から偶然、映像が引き出され、自動的に連想することで生じる、というのが一つの説として知られています。

また、夢は脳が活性化されているレム睡眠中に見るもので、ノンレム睡眠中は見られないと考えられてきました。しかし最近の研究では、ノンレム睡眠時にも夢を見ることがあるという報告もあります。

たとえばショッキングな出来事があった場合、それが強いトラウマになり、後にそれを突然思い出すことがありますよね。

この現象を「フラッシュバック」といいますが、これがノンレム睡眠時に起こることがあるのです。

 

悪夢対策はストレスを取り除くこと

では、悪い夢を頻繁に見てしまう場合、その原因は何なのでしょうか?

そもそも私たちは毎晩、多くの夢を見ていますが、そのほとんどは目覚めたら覚えていないですよね。そんな中で悪い夢については、印象が強いこともあってか、目覚めてからも記憶に残りやすいのです。

だから「最近悪い夢ばかり見ている」とは、実はいろんな夢を見ている中で、悪い夢の頻度が高まっている可能性があります。

悪夢を頻繁に見る人の割合は、人口の5〜10%ほどといわれているのですが、悪夢を見る原因は、精神的なストレスやトラウマを抱えていることが考えられています。

またそもそも夢は脳が活性化されているレム睡眠の時間に見るもの。なので、深く印象に残るほどに夢を覚えているということは、レム睡眠の時間が長くなって長く夢を見ているともいえます。

では睡眠の観点で、悪夢対策にできることはというと、一つには浅い眠りを長く取る状態から抜け出すこと。そしてもう一つには、質の高い睡眠を心がけて睡眠効果でストレスを減らしていくことです。

もし、悪夢が続いて、寝起きの気分がすっきりしない、なんていうことがあるとき。枕やシーツ、マットレスなど寝具を身体にもっと合うものに変えてみたり、起床時間や就寝時間など生活リズムをもっと気持ちよい時間に整えたりしてみると、意外に簡単に悪夢から解放されるものですよ。

悪夢は眠りの質の低下のサインと考えれば、むしろいい睡眠を考えるきっかけにもなりそうですね。

 

~ 患者さんにお伝えしたい、今週のひとこと ~

街を歩けば、お店のウインドウディスプレイもすっかり秋の装い。とはいえ、9月はまだまだ残暑が厳しいですね。この時期、夏の疲れがじわじわと出てくることも多いので、十分注意が必要です。食事や適度な運動も大切ですが、睡眠も大切なポイント。寝る前にゆっくりお風呂につかって、ストレッチなどをすると、心地よい眠りにつきやすくなるので、試してみてくださいね。

 

 

 

 

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