こんにちは!宇都宮整骨院ゆいの杜の舛田です。
今回は、むち打ち損傷の症状の現れ方について伝えたいと思います。
多くの方で首の痛みが現れます。痛みは事故直後から現れることが多いですが、捻挫や運動後の筋肉痛のように翌日あるいは数日してから現れることもあります。痛みは安静時にもありますが、首を動かしたときに強くなることも多くあります。首の前の筋肉や、後ろの筋肉を押すと痛みを訴える方もいらっしゃいます。
首の痛みだけではなく、肩こりや頭痛なども約半数の方に見られ、筋肉の緊張が強くなってしまうことによって起きると考えられています。自律神経の症状として、吐き気やめまい、耳鳴りなどの症状も10%程度の方に見られます。このような自律神経の症状は、ケガをしてすぐに現れる方もいますし、治療が長引くにつれ現れて来る方もいます。
後になって、このような症状が出てくる場合は、事故により生じた不安や精神的なショックなどがその背景にある場合が少なくありません。手がしびれたり、握力が入りにくいなどの症状が出る方もいます。中には集中力が持続しない、物覚えが悪くなったと言われる方もいらっしゃいます。
首には、手足に向かって走る大事な神経である脊髄とその枝(神経根)が通っていますが、もともと首の骨や、骨と骨の間にある軟骨のクッションである椎間板に異常があるような方では、ケガによりこれらの神経が傷んでしまうことがあります。
神経根が傷むと片側の肩から腕にかけての痛み、しびれ、筋力低下、感覚障害が現れます。脊髄が傷むと、通常両側性の腕のしびれ、下肢のしびれ、脱力が現れます。
ボタンをはめたり、箸で食事をしたりする細かい指の動作が困難になり、歩行にも支障を来す方もいらっしゃいます。ただし、医師が診ても明らかなこのような神経の障害を生じることは非常にまれです。
交通事故による症状は後から出ることも多く、生涯にわたり症状が残存することもあります。少しでも気になるようでしたら、まず当院にご連絡ください。
むち打ちでお困りの方・・・http://sizendou-koutuujiko.com/
ゆいの杜・清原工業団地周辺の方・・・https://yuinomori-seitai.com/jiko/
宇都宮駅周辺の方・・・・ http://sizendou-seikotuin.com/