こんにちは!宇都宮ゆいの杜整体院×美骨STYLE Yuiの君島です。
私は、当院では主に美容を担当させていただいております。そこでお客様からよくある質問に
「ダイエットに効果的な食べ物も摂っているし、適度な運動も心がけているのになぜか痩せないんです!」
といったことをよく言われます。
もしかしたらそれは、塩分の摂り過ぎかもしれません!!
実は、ダイエットを実践している方のほとんどが、
カロリー制限ばかりにめを向け、味付けの濃さ・・・つまり塩分を摂りすぎにあまり注目していないことがわかりました。
塩分の取りすぎがどのように身体に影響するのでしょうか?。
多くの方が「塩分の摂り過ぎは生活習慣病になりやすい」というイメージがあるかもしれませんが、実はダイエットの大敵でもあります。
太りやすくなる仕組みとダイエットとの関係を知って、料理の方法も考え直してみましょう!
塩分の取りすぎで太る理由
水分を溜めやすくしてしまい身体がむくむ
なぜ塩分を取ることで水分を溜め込んでしまうのでしょうか。これは、塩辛いものを食べると喉が渇いて、お水を飲みたくなってしまいますよね?。これは、細胞事態がが水分を必要としている状態なのです。
私たちの細胞は、細胞の内側と外側にお水があります。
- 細胞の中のお水=細胞内液(カリウムが多く存在)=40%
- 細胞の外のお水=細胞外液(ナトリウムが多く存在)=20%
で塩分濃度を均等に保とうとする働きがあり、これを浸透圧といいます。
塩辛いものを食べると細胞外液の塩分濃度が上がり、細胞内液の水分が引っ張られその濃い塩分濃度を薄めようという働きをします。
細胞の内と外でカリウムとナトリウムは一定の割合でいることが体にとって大切だからです。これを恒常性といいます。そして体の中の塩分濃度を約0.85%に保とうとします。
例えば野菜に塩をかけると水が出てくる、というのは料理をしている時に見たことがあると思います。これと同じことが体の中でも起きているのです。
塩辛いものを食べると、私たちの体はよりたくさんの水分を必要とするようになるため、どんどん水分を溜め込んでしまうことになり、結果身体がむくむのです。
ここで間違ってはいけないのが、水分そのものは何にも悪くないのです。ただ水を飲んでもむくみません。塩分を取ることによって水分を溜め込みやすくなるからむくんでいるのです。
ちなみに、7gの塩分を摂取するとそれを薄めるためには1リットルの水を必要だと言われています。
よくお客様で「私は水を飲むとすぐむくみから水は飲まない主義なの!」なんておっしゃるか方がいますが、よくよく食べているものを確認すると、かなり塩分の濃いのもを食べていることがほとんどです。
私は、一日2ℓはお水を飲みますが全然むくみません。それは、必要以上に濃い物を食べないからです。