今週のテーマ「体の元気度を知るためにお腹を触ってみよう」
お腹には体の気の流れや調整機能が現れています。
お腹をゆるめて心身共に元気で健やかになりましょう。
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<今週のポイント>
お腹の状態把握を通じて、体の状態を把握できます。
気になる状態を感じ取ったら、お腹をゆるめて、お腹から身体全体のリラックスを図りましょう。
お腹は柔らなくなったり、硬くなったりする振れ幅が大きく、身体の緊張状態が硬さとなって表れてくる部位です。そのため身体の元気度を手軽に測るには、お腹を触ってみることが効果的なのです。
ではどこをどう触ってみればよいか。お腹は上、中、下腹の3つのエリアに分けられます。
上/肋骨のすぐ下あたりの上腹部
中/おへそを中心とした真ん中あたりの中腹部
下/骨盤のライン、腰骨のラインより下の下腹部
まずはそれぞれのエリアを軽く押して、弾力を確かめてみましょう(寝る前など、体がリラックスしているときに行うとより正確に確かめることができます)。
弾力を確かめる方法は簡単です。仰向けに寝て、膝を立てた姿勢になり、上・中・下のそれぞれのお腹の柔らかさを手で触ってチェックしてみるのです。
各エリアの状態とゆるめ方
◎上腹部
上腹部の中心となるみぞおち部分が緊張していれば、身体全体の緊張感が高まっているということ。張っていると感じたら、手をあてて呼吸をしてみましょう。
鼻から吸って鼻から吐く形で、吸うときは指で押し返すようにゆっくり圧力をかけながら、吐くときはお腹の圧力を抜いていきます。多くても3〜4回行えば、上腹部から全身へと、緊張のゆるみが感じられます。
◎中腹部
へそを中心とした中腹部は、柔らかく、弾力があるのがよい状態。へその右上のところを右から左に向かって軽く押してみて、硬くて痛いと感じたら、胃の働きが悪くなっているサインです。
消化器が弱っている、食べすぎていると感じるときは、へそのすぐ上あたりを手のひらで触れ、皮を引っ張るイメージでわずかに右方向にずらします。しばらくすると胃が動きを回復してくるはず。
◎下腹部
いわゆる臍下丹田の中心が下腹部の中心であり、リラックスしていても力が抜けないのが理想的な状態。もし指で押してみてすぶりと入ってしまうようなら、体調が悪かったり、精神的に落ち込んだりして、身体に元気がない状態が考えられます。
この場合、上に書いた方法で上腹部をゆるませるのが効果的です。また、仰向けに寝て息を吸いながら腰を反らし、息を吐きながら腰の力を抜く、を数呼吸繰り返すと、首や肩の緊張が取れ、寝付きも良くなりますよ。