今週のテーマ「疲れ知らずになるための3つのポイントとは?」
前日の疲れを翌日に持ち越さないために姿勢、脱力、睡眠を見直しましょう!
<今週のポイント>
朝から疲れを感じる、腰や首に負担や痛みがある、となれば、一日が気持ちよく過ごせないですよね。
よい姿勢、よい脱力、そして疲れを残さない質の良い睡眠を取る睡眠準備の3つを心がけましょう。
睡眠時間が短いというわけではないのに、朝起きたとき、疲れが重いと感じたり、起き上がるときに首や腰などに痛みや負担を感じることはありませんか。
もし、朝からそんな状態であるとしたら、前日の疲れが翌日まで持ち越されていることが考えられます。
体も心もスッキリ、いつも元気でいるために大切なことは、
前日の疲れを翌日に持ち越さないことです。
忙しい毎日を送っている人も、その日の疲れをその日のうちに解消できればいいのですが、逆に疲れが蓄積してしまっている人も少なくありませんね。
そこで毎日少しずつでも、体がよい状態になっていけば、疲れ知らずの健康な体質になれるはず。そのために注目してほしいのが、姿勢・脱力・睡眠の3つのポイントです。健康な身体作りの軸となるそれぞれの要点を知っておきましょう。
脱力できる人は疲れを知らない
ポイント① 姿勢をよくして体への負担を分散する
私たちの体は、乱れた姿勢の結果として疲れ、ゆがんでいるものです。
そしてゆがみが強くなると、姿勢を保つ筋肉(インナーマッスル)をうまく使えなくなり、さらに正しい姿勢をとるのが難しくなります。
このゆがみを減らし、よい姿勢でいられれば、体にかかる負担が適度に分散され、負担をうまく逃がすことができるようになります。
ポイント② 肩の上手な脱力
人間の体の中で、もっとも脱力が苦手なパーツは肩。
つまり脱力できていない場所がこりやすく、疲れがたまりやすいというわけです。
脱力できない理由は、筋肉が弾力を失っている場合と、神経が緊張状態になっている場合の2つ。
どちらも蓄積した疲れとゆがみが原因です。
上手に脱力できる人は、文字通り、肩の力が抜けているんですね。
ポイント③ 睡眠前に回復スイッチをONに
疲れを翌日に残さないためには、回復スイッチをONの状態で眠りにつくことです。目や頭が興奮状態だったり、仕事モードのままでは、寝つきも悪いし、眠りも浅くなってしまうというもの。その逆に、興奮を抑えてリラックスした状態で寝れば、回復力も高まります。
ちなみにこの3つの中でも、睡眠がもっとも重要なもの。
1日の3~4分の1ある睡眠時間を特に大切にしつつ、起きている間の姿勢と脱力を意識して、健康で疲れ知らずの毎日を過ごしていってくださいね。
~ 患者さんにお伝えしたい、今週のひとこと ~
天高く馬肥ゆる秋。夏の疲れもすっかり癒され、食欲も出てくる季節です。秋は美味しいものもたくさん!今は季節を問わず美味しいものが身近にありますが、やはり旬のものをいただくのがいいですね。気候もいいので、アウトドアでのバーベキューも楽しそう。家族や気の合う友だちと一緒に野外でご飯を食べれば、身も心もリフレッシュできるというものですね!