こんにちは。株式会社 仁 代表の相馬です。今回は第7回東日本大震災チャリティーイベントへの想いをお伝えしたいと思います。
2011年5/30.
約8年前に宇都宮市今泉町に自然堂整骨院が開院しました。
この日は念願の夢が叶った日。
だって・・・
年間休日10日(学生時代の3年間)・・
仕事と学校の両立・・
毎日の治療の練習や知識の勉強の日々・・・
今まで一生懸命頑張ってきてよかった・・
そう、最高に努力してきたんです!!
だから、2011.5/30は僕にとって特別な日です。
しかし、開業の約2カ月前、世界の歴史に残る大災難が起こりました。
東日本大震災です・・・・。
震災当日、僕は埼玉県の整骨院で勤務中でした。あのものすごい揺れと衝撃は今でも鮮明に覚えています。その日、電車がストップし栃木に帰れず、埼玉の勤務先の整骨院で過ごしました。TVは整骨院になく、ラジオで今起きている状況を聞いてました。
携帯もつながらない、インフラがストップ・・・本当に不安でした。
彼女(現妻の舞さん)は大丈夫か、家族は大丈夫か・・・・本当に心配でした。
結果的には、舞さんや家族とは連絡がとれ、無事でほっとしました。
しかし、東北の状況が毎日毎日TVで見るたび悲惨な放送が流れます。たくさんの建物が津波で流され、死者、行方不明者が毎日毎日増えるんです。
さらに福島原発事故によって放射能汚染・・・・
日本中が大パニック。
悲しすぎる・・・本当に心が締め付けられる想いでした・・・・
でも、僕は宇都宮で開業することを決めてたので、震災で日本中大パニックでしたが、夢の実現のため開業準備を進めました。
当然、開業準備は順調にはいきませんでした。・・・震災の影響で物資が遅れ内装が予定日に完成できないし、融資も遅れる・・・。
でも、何とか予定日より1カ月遅れの2011.5/30に開業することができました。
開業1年目はとにかく必死で余裕もない状況で、震災のことも考える余裕もありませんでした。
妻の地元は気仙沼です。
ある日、妻が震災後に気仙沼の友人に会いに行った時の話を僕に聞かせてくれました。その話を聞いて衝撃が走りました。
当時の状況・・・家族や友人を不幸にもなくされてしまった心境・・・食べ物がなく配給のみで空腹で大変だったこと・・水道がストップし、お風呂にも入れない・・・
本当に衝撃でした・・・
なんとか社会貢献がしたい・・という思いが心の中にあふれるようになりました。
結果、翌年2012年から毎年チャリティーイベントとして社会貢献活動を取り入れるようになったんです。
東日本大震災チャリティーイベント。このイベントには2つの想いがあります。
一つ目は
この震災のことを忘れない・・・
僕は今普通に生きていることが当たり前だと思ってしまう。家があり住む場所がある、家族がいる、食べ物にも不自由なく生活できる・・・
本当にそうでしょうか?この当たり前だと思っている日常が一瞬でなくなってってしまったんです。あの日多くの方が・・・
僕は普通に暮らしていることに日々感謝できているのか・・?いや、なかなかできていない。感謝は大切だと思っているが、日常の感謝を僕はすぐ忘れてしまいます。だからこそ、今普通に暮らしていることが普通じゃないんだ・・奇跡なんだって・・・
そのこと思い出す為にやっているんです。
二つ目は
親への想い・・・
僕は挫折だらけの人生でした。僕は親に多大な迷惑をかけてきました。
それもそのはず、
高校生の頃、塾に行かせてもらったが途中挫折し塾をやめて進学せずに派遣バイトをしてました。派遣バイトが長続きせず、スポーツトレーナーの学校に行くようになりました。(もちろん親のお金)
就職して1年で仕事が嫌になり、やっぱり大学にいきたいと思い仕事を辞める。大学進学の勉強が嫌になり、本当は自分何がしたいのか?本当に悩むようになりました。
その頃、ずっとアトピーみたいな肌に悩んでいた時に師匠との出会いがあり、そこに弟子入りすりことを決意してから人生が一転。
本当にやりたい事が明確になり、仕事をしながら夜の専門学校に通い今の資格をとった。この頃は年間休日は10日あったかな?不思議と全く辛くなかったですけど。
でも、こんな経過だったため、フラフラし、ブレていると親は間違いなく心配してたはずでした。
開業の時、震災の影響でか企業からの支援が無理になってしまいました。そのため開業するのことをその年あきらめようと思ったんです。
でも、・・・でもですよ、
そんな僕に父は黙って開業資金として貸してくれたんです。????????感謝しかないですよ。当時は、金もコネも、開業場所だって新しかったし。側から見て失敗する要素しかない????
でも、親父や母さんは信じてくれたんです。根拠なんて何もないのにです。無償の愛ってこれなのか・・・。
現在僕は、5歳、3歳の子供がいます。
ようやく、少しかもしれませんが、親の無償の愛を理解できるように「なりました。
親孝行しよう。
感謝しよう。
親と繋がろう。
震災の年に開業できたのは親のおかげなんです。感謝です。
親の愛情を思い出し、こんな無償の愛を与えられる人間になりたいって・・・
その気持ちを思い出すためにこのイベントをやっています。
~皆様へのお願い~
・みんなで東北の方々に想いを届けませんか?あの日を忘れないように・・・いや、少しでも思い出すように・・・。大切な人、家族への想い、日常の感謝・・・。
協力してくださいませんか?ぜひ協力お願いします。
開催日:3/9(土)9時30~17時30.
※もうすでにチャリティーイベントに参加してくださってる患者様がいます。3/9に都合が合わず募金だけしてくださる患者様です。
本当にありがとうございます。